地下聖堂

Nihilism fall the underground

地下聖堂プロジェクトについて

・流れに身を任せ生きるのであれば考えなくても良い事を考える時間を創る空間

 

・ずさんな意思決定の結果今現在も起きている事を決して”しょうがないね”で済ませない

 

・若い世代による社会という空間を熟議する時間

 

現在の社会に生き辛さを感じる要因としては我々の世代は勿論の事、多くの世代の共通認識として”経済的”な問題が多くを占めていると思われる。

しかしそこにだけ視点を置くのは間違いであり、それは【過去ー現在ー未来】という時代観をどう考えるかという所に問題は集約されると思う。

 

・過去行われてきた事が”正しかったのか”

・・その過去によって形成された現在は”正しい選択をしているのか”

・・・そして現在を生きる者により創られる未来は”正しい物になる”と言えるのか。

 

〇なぜ地下聖堂という名前のプロジェクトになっているのか

いつか言論空間を作りたいなと思っていましたが、私は一般人であり全くキャラクター的な知名度や既にあるイメージというものが無い為、地上に店舗を作ってもただのカフェになってしまうだろうなという所や、現実的に経営していかなければならない事を考えてから「だったら地下に聖堂っぽい所を作って唯一無二な価値を提供できる場所を作ろう」という所からきています。

 

 

〇正しさへの希求と現実的な思考の折り合わせ

何故地下に作るかというと、普段する何気ない友人との会話や偶にある議論はとても有意義な物ではありつつも自分の本当に言いたい事や、自分が本当に正しい事を言える機会が少ないと感じています。

「言ってる事は凄く正しいと思うけど現実はさぁ・・・」というのがそれです。

言ってる事が正しいと思うという事は、それに反して存在するこの【現実】という物は一体何者なのでしょうか。そしてそれをそのままに肯定してしまった結果は悲劇的な事象を生み出しているのではないか?

 

〇ある一種のロールプレイング

そこで地下聖堂ではまるで自分が反社会的革命グループの教徒になったような気持ちになり議論をしていく空間という場所を現代に作ろうと思っています。

もちろんアナーキズムに傾倒する訳でもないし、今まで世界で行われてきた革命的な行動を汲んで推し進める訳ではないし、社会のヒエラルキーにおける個々人の位置や、我々の世代が損をするから得しようじゃないかなどの浅ましい論壇を組む事も決してありません。

”何者かも分からない現実”に曝されず、自分という人間が主体的に本心から思える発言をする事が出来る場所というものに価値を与えたいという次第です。

 

”抗う”という事から本当に正しい価値を見つけたい。

 

簡単ではありますが後々アップデートを重ねていきたいと思う所存です。